【カロスダブル】高種族値の集い【INC使用構築】
どうも、私の名前はカラメルというそうです。
今回の構築は、6月のINCで使用した構築です。カロスダブル最後の公式大会で、締めくくりに参加した方もいたと思います。結果は44戦32勝12敗。最高レート1781、最終レート1756でした。最終戦で2連有効急所により心が折れてやめましたが、上限までやれば1800いけました、きっと。
なお、今回の構築は、しゃなぽけ(@__shana__)様主催「第1回あいオフ」の優勝構築であり、ジャパンカップの使用構築でもあります。ジャパンカップの方は最高、及び最終レート1748で、147位でした。予選突破とはなりませんでしたが、個人的には満足してます。プレイングミスで落とした試合を勝ってればいけてたかもしれませんね、そんな人たくさんいるでしょうが。
さて、前置きはこの辺にしてパーティー紹介です。
バンギラス | バンギラスナイト | 岩雪崩 | 地震 | 龍の舞 | 守る | 砂起こし→砂起こし |
ガブリアス | 命の珠 | ドラゴンクロー | 地震 | 岩雪崩 | 守る | 鮫肌 |
ボーマンダ | 拘りスカーフ | 流星群 | 龍の波動 | 火炎放射 | 瓦割 | 威嚇 |
サンダー | 拘り眼鏡 | 十万ボルト | 放電 | めざめるパワー氷 | ボルトチェンジ | プレッシャー |
ナットレイ | ゴツゴツメット | パワーウィップ | アイアンヘッド | 電磁波 | 守る | 鉄のとげ |
ギルガルド | ラムの実 | シャドーボール | 聖なる剣 | ワイドガード | キングシールド | バトルスイッチ |
今回は電磁波ナットレイから軸を組み、中速高火力のメガバンギラスとサンダーで上から叩いていくことを考案。メガバンギラスにはワイドガードで竜舞チャンスを作るギルガルド、サンダーには放電地震コンボができるガブリアス、ここできついのが相手のガブリアスなので、スカーフボーマンダを威嚇枠込みで採用しました。ボックス眺めて5分で考えたにしては、いいPTだと思います。種族値の暴力ですね。
個別紹介です。
特性:すなおこし
努力値:A252 B4 S252
性格:陽気
実数値:H175 A186 B131 - D120 S124
進化後:H175 A216 B171 - D140 S135
技:岩雪崩、地震、龍の舞、守る
メガ枠です。高い耐久と火力、龍の舞による素早さも兼ね備えた、素晴らしいメガ進化ポケモンであると思います。電磁波を先にまいてもらってから岩雪崩、もしくは隙を見て龍の舞を積み、岩雪崩をしていきます。ギルガルドやルカリオには地震で対応します。噛み砕くは入れてる時期もありましたが、地震の方が欲しいと思った場面の方が多かったので切りました。後は安定の守るです。砂で襷を削る役割もあります。
メガ進化するともう一度すなおこしが発動するので、雨パやメガリザードンYに対して、天候を奪うことができるのも、メガバンギラスの特徴です。
努力値がASぶっぱですが、HSの方がいいのでは?と思った方もいると思います。これは個人の好みで別れると思います。私は火力で妥協したくなかったので、Aにぶっぱしました。H振りの人のを見て、ちょい残しで負けているのを、自分はしたくありませんでした。耐久は無振りでも十分高いので、私はA振りをオススメします。
ガブリアス@命の珠
特性:さめはだ
努力値:A252 D4 S252
性格:陽気
実数値:H183 A182 B115 - D106 S169
技:ドラゴンクロー、地震、岩雪崩、守る
安定の主人公。相性のいい龍技と地面技をタイプ一致で打てて、リザードンを抜く絶妙な素早さから岩雪崩を打つこともできます。スカーフボーマンダやスカーフサザンドラに対しては、おとなしく裏のギルガルドに交換しましょう。守るは相手のスカーフの確認、リザYの守る読みで使用することもできます。
命の珠は、相手の調整をずらすことができる優秀なアイテムです。調整リザードンや、シングルダメージでメガクチートを地震で確定で落とせ、相手のガブリアスもドラゴンクローで確定で落とせる点があります。
ボーマンダ@こだわりスカーフ
特性:いかく
努力値:H4 C252 S252
性格:臆病
実数値:H171 A139 B100 C162 D99 S167(D個体値29)
技:流星群、龍の波動、火炎放射、瓦割
威嚇枠兼対ドラゴン枠です。スカーフと高い威力の流星群で、数多くの相手を縛ります。しかし、かなり読まれやすいです。打ちたい相手がいても、無暗に打つのは得策とは言えないです。。
火炎放射は、龍技との相性の良さから採用。マリルリやメレシーなど、一部以外には等倍以上で刺さります。大文字とは迷いましたが、ちょい残しのサーナイトやクチートに打つ場面も多く、重要な場面での外しをしたくなかったので、火炎放射にしました。大きなデメリットとして、無振りルカリオが落とせない点があります。
かわらわりは、H振りメガバンギラスをガブリアスの珠地震と込みで倒せることから採用。初手で相手のメガ枠をつぶすことは大きいことだと思うので、採用しました。ガルーラやサザンドラなど、抜群にはある程度のダメージが期待できますが、基本打ったら引っ込めます。
最後の枠は連打しやすい龍の波動。打ち逃げになりがちな流星群よりも使い勝手がいいですが、HP満タンのガブリアスやサザンドラに耐えられてしまう点には注意が必要です。
サンダー@こだわりメガネ
特性:プレッシャー
個体値:H25 A2 B22 C31 D31 S31
努力値:H228 B100 C36 D92 S52
性格:臆病
実数値:H191 - B113 C165 D122 S127
技:10万ボルト、めざめるパワー氷、放電、ボルトチェンジ
耐久アタッカー。主にガブリアスとの放電地震コンボをしていきます。
努力値は、Hは16n-1調整、Cは11n、DをC特化珠キングドラのハイドロポンプを確定耐え、Sを最速バンギ付近に調整している人たちを抜くために最速バンギ+3、できるだけ岩雪崩のダメを減らすため残りをBへ。これで完成です。
サンダーは一発ではまず落ちないので、確実に仕事ができます。また、防塵ゴーグルやゴツメだと、めざめるパワーはガブやマンダを落とせないので、知っている人は突っ張ってきてくれます。そこを眼鏡で返り討ちにできることも多く見られました。
カロスサンダーは熱風がないので、余った枠にボルトチェンジを採用。PT的にきつい滅びパに対して一矢報いることができます。ライチュウ入り滅びは素直に降参しましょう。
特性:鉄のとげ
努力値:H252 A172 S84
性格:いじっぱり
実数値:H181 A149 B151 D136 S51
ガルーラや雨対策が主な役割です。ガルーラ対面で裏から投げ、ねこだましでゴリゴリ削っていきます。ガルーラ投げが決まった場合、相手のガルーラは引いていきます。次殴ったら落ちますからね。そこで電磁波を裏にいれて、アイヘなりで殴っていきます。まひるみの形になり、バンギで岩雪崩もできれば高確率で行動させません。
Sは電磁波込み舞メガバンギ、130族抜きです。プテラにもよく刺さりました。挑発はとんできにくいですし、フリフォは接触のためやりにくいといった感じでしょうね。
守るは安定で、草としての遂行にウィップを採用。命中不安がありますが、ウオッシュロトムをオボン貫通で落とせたり、マリルリやニョロトノに刺さります。種爆弾では火力が足りません。今回の構築で活躍させたかったので、一定の働きができて満足でした。
ギルガルド@ラム
特性:バトルスイッチ
努力値:H252 A4 C252
性格:冷静
実数値:シールドH167 A71 B170 C112 D170 S72
ブレードH167 A171 B70 C222 D70 S72
技:シャドーボール、聖なる剣、ワイドガード、キングシールド
520族と思いきや実質720族です。シールドフォルムの耐久の高さと、ブレードフォルムの火力の高さの両方を兼ね備えています。
シャドーボールをメインウエポンにして、ラスカノではなく聖剣を採用。ガルーラやキリキザン、バンギラスなど、刺さる相手が環境に多くいるのでこちらを採用しました。反面、マンムーやプテラに確定がとれないデメリットがあります。
キングシールドはもちろん採用。とても読まれやすいですが、ラストの1対1の対面や、こだわり持ちに対しての安定択になります。
ワイドガードは、バンギやガブと並べた時の地震、サンダーと並べた時の岩雪崩を防ぐ意味で採用。プテラキザンの雪崩ダメ押しコンボに対して、サンダーギルガの放電ワイガコンボがとてもよく刺さりました。また、リザYの熱風、カメックスのしおふきなど、場合によっては連打して横が殴っていれば完封できてしまうことも数多くありました。
最後までお読みいただきありがとうございました。カロスダブル終わりましたねー。賛否両論ありましたが、僕はこのルールが大好きでした。またいつか、忘れたころにやってみたいものです。
ではこの辺で。質問、感想、訂正等ございましたら、twitterの@mugicha_hojichaまでお願いします。
【カロスダブル】オンバガル構築【第2回あいオフ使用構築】
こんにちは、カラメルとかいう人です。
今回の構築はしゃなぽけ様(@__shana__)主催「第2回あいオフ」で使用したものです。ルールはカロスダブルマッチ戦。WCSの公式ルールにもなっていて、同じPTで先に2勝した方の勝利というものです。一回の運や初見殺しでは勝ち抜けない、本当の実力が試されるルールではないかと思います。
結果は優勝!前回の第1回と合わせて、見事に2連覇を達成することができました。参加者は13人。WCSラスチャレに行く方やジャパンカップで2桁に入った方も含まれていた中で、このような結果を残せたことはとても嬉しいです。
ではパーティー紹介に移ります。
オンバーン | 気合の襷 | 流星群 | 怒りの前歯 | 追い風 | 守る | お見通し |
ガルーラ | ガルーラナイト | 恩返し | 不意打ち | グロウパンチ | 猫だまし | 肝っ玉→親子愛 |
ガブリアス | 命の珠 | ドラゴンクロー | 地震 | 岩雪崩 | 守る | 鮫肌 |
モロバレル | 達人の帯 | ギガドレイン | ヘドロ爆弾 | めざめるパワー炎 | キノコのほうし | ほうし |
サーナイト | オボンの実 | サイコキネシス | ムーンフォース | サイドチェンジ | トリックルーム | テレパシー |
ギルガルド | ラムの実 | シャドーボール | 聖なる剣 | キングシールド | ワイドガード | バトルスイッチ |
今回はマッチ戦を意識して、情報によるアドバンテージが大きいオンバーンを軸に構築。怒りの前歯との集中で相手を倒すことも多いと感じ、火力と範囲を兼ね備えたメガガルーラとガブリアスを採用。2、3戦目で意表を突くためのアタッカーバレル、トリルスイッチや、サイドチェンジとテレパシーによるガブリアスとの相性の良さが光るサーナイト。ここまできてたりないのは鋼なので、ワイドガード枠も兼ねてギルガルドを採用。カロスダブルの環境では、ワイドガード持ちは確実に一匹欲しい人材であると思っています。
以下、個別紹介です。
オンバーン@気合の襷
臆病H4 C252 S252、おみとおし
161-×-100-149-100-192
流星群、怒りの前歯、追い風、守る
今回の軸となったポケモンです。おみとおしによる情報アドと、高い素早さから打てる流星群と怒りの前歯。雨パ対策や味方の突破力向上に繋がる追い風。相手を掻き乱す戦法が一匹で行える優秀なポケモンです。
持ち物はスカーフ龍にも安心して勝てる気合の襷。読まれやすいですが、マッチ戦であることを考えると、一戦目に襷以外だった場合、次からスカーフ龍やこおりのつぶてに縛られるので、安定する持ち物にしました。
怒りの前歯は、メガガルーラやガブリアスとのコンボで使用する機会が多かったです。猫騙し追い風、ないしは守る追い風から、上から前歯+恩返し、地震の集中で確実に倒していきます。流星群を打ったあとでも安定した火力を出せることが最大の魅力で、地震の一貫性を作ることも可能でした。
選出は13試合中12回。初手での運用がほとんどで、追い風をしてからはスカーフマンダやスカーフサザンに対しても有利に動ける点がとても良かったです。怒りの前歯も、本来有効打のとりにくいニンフィアや流星群を打った後のガルーラに対して使用しました。
ガルーラ@メガストーン
陽気H4 A252 S252、肝っ玉→親子愛
進化前181-147-100-×-100-156
進化後181-177-120-×-120-167
ダブル以外でも猛威を奮う、最強の名を手にしているポケモンです。火力と耐久を持ち合わせ、隙あらばグロウパンチで更なる突破力を手にします。
型は初期からある構成。最近では捨て身タックルとアームハンマーを採用した型も多く見られますが、反動やS降下による居座り辛さから、僕は安定する型を選びました。
努力値はASぶっぱ。調整で最速にしないリザードンやガルーラに先手をとれることを目的としています。また、追い風下ですいすいキングドラを進化前でも抜けることも最速の良さの一つです。
選出は13試合中12回。追い風下でファイアローに先手で不意打ちを打つ場面や、グロウパンチ恩返しでボーマンダを一撃でもっていくなど、メガ枠として十分に機能しました。
ガブリアス@命の珠
陽気A252 D4 S252、鮫肌
183-182-115-×-106-169
ドラゴンクロー、地震、岩雪崩、守る
カロスの絶対的主人公。龍、地の広い範囲をタイプ一致で打て、めざ氷で落ちにくい耐久、激戦区であるS100族を抜く素早さなど、主人公としての素質十分です。
技はよくあるガブリアスの構成ですが、命の珠により、相手の調整を崩すことができます。威嚇込みでメガクチートが半分(=怒りの前歯込みで確定)削れ、クローで相手の無振りガブを落とし、岩雪崩耐え調整のリザードンを叩き落とします。
選出は13試合中9回。今回のオフでは当てるべきところで岩雪崩を当ててくれたのでとても助かりました。また、オンバーンとのコンボで確実に落として行くことも想定通りできました。
モロバレル@達人の帯
控えめH252 C248 S8、ほうし
221-×-90-149-100-51
ギガドレイン、ヘドロ爆弾、めざめるパワー炎、キノコのほうし
今回の闇、HCバレルです。
通常の怒りの粉を使用する型は、ギルガルド対面で身代わりという安定択をされてしまうことが非常に多かったので、めざ炎をいれることを考案しました。しかし、特化帯じゃないと身代わりが壊せないので、いっそのこと鈍足アタッカーとして採用しました。
めざ炎は前述の通りギルガの身代わりを破壊し、ナットレイやメガハッサムを2発で落とします。また、相手のH振りモロバレルを4割削ります。ギガドレインはオボン込みでもニョロトノ、水ロトムが確2。ヘドロ爆弾はニンフィアやサーナイトを2発、メガガルーラを3発でもっていきます。全体的に処理速度が早く、相手の計算をズラすことが可能です。
選出は13試合中6回。基本はキノコのほうし連打で、アタッカーとしての役割は、今回は削れたギルガルドにめざ炎を一発いれたくらいしかできませんでした。しかし、シーズン3のスペシャルレートでは上記の火力を存分に発揮しました。
サーナイト@オボンの実
控えめH252 B116 C132 D4 S4、テレパシー
175-×-100-178-136-101
ムーンフォース、サイコキネシス、サイドチェンジ、トリックルーム
タイプが非常に優れたポケモンです。龍無効のフェアリーに、モロバレル、フシギバナに一致抜群で入るサイコキネシスだけでも十分な採用理由になります。
HBは、オボン込み陽気メガガルーラの捨て身タックル耐えです。Cはムーンフォースで無振りガブリアスを確定でもっていきます。DとSは余りです。
フェアリー技はマジカルシャインではなくムーンフォースを採用。前述した通り、強化アイテム無しでも、無振りガブリアスが確定になるまでCのラインをあげています。サイコキネシスも前述した通り毒への有効打で、メガフシギバナ、モロバレルを6〜8割ほど削ります。
トリックルームはスイッチ用です。追い風パは最終ターンに両方守るで受け切られることも多いため、そこからトリックルーム展開へと繋げることができるため採用しました。今回は使いませんでしたが、フレ戦でマッチ戦をしたときはうまく働きました。
サイドチェンジは両縛りの解除、守るなどで様子見をされても二択へと追い込むことができます。優先度+1なので、S振りキザンの不意打ちやアローのブレバに先手がとれないことが痛いです。次回作では優先度+2になることを願っています。
選出は13試合中5回。ムンフォを連打して、ここぞというときにサイチェンを使用しました。マッチ戦なので、一試合目ではなるべく使わないことを意識して戦いました。
ギルガルド@ラム
冷静H252 C252 S4、バトルスイッチ
シールド167-71-170-112-170-72
ブレード167-171- 70 -222-70-72
シャドーボール、聖なる剣、キングシールド、ワイドガード
合計種族値実質720の超性能のポケモンです。シールドによる耐久とブレードによる火力の両方を兼ね備えています。
シャドーボールはメインウェポン。大抵の等倍を2発でもっていきます。聖なる剣は、主にキリキザン、バンギラス、ガルーラに打って行きます。ラスターカノンではキリキザンにどうしようもないので、こちらの方がいいと思っています。
キングシールドは読まれやすいですが、最後の1対1や、こだわり持ちに対してとても安定する拓となるので普通に採用。最後の一枠にはワイドガードを採用しました。自身にとんでくる地震や、怯み狙いの岩雪崩、高火力の熱風など多くの技を腐らせることができます。こだわり持ちであれば連打安定です。
選出は13試合中8回。幅広く活躍し、全ての技を使用した試合もありました。サーナイトのサイチェンと同様、ワイドガードは一試合目ではなるべく使わないことを意識し、決勝ではそれがうまくハマりました。今回はドーブルがいなかったので、ラムの実の活躍機会がほとんどなかったのが残念でした。
マッチ戦は今回のオフが初めてだったので、いつものレートとはまた違った考え方を必要とされ、とても難しく感じました。持ち物やS関係はもちろん、与えた、与えられたダメージからの努力値振りの判断など、少しの情報でも後の試合に生かさないけません。このように考えることはそうそうないので、今回のオフはとてもいい経験になったと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。カロスダブルはもう一回あるINCが終わると、ジャパンカップ抜けた人とラスチャレ行く人以外は終わりになります。もうすぐですが、最後までこの環境を楽しみたいと思います。
御意見、御感想、質問、訂正等ございましたらコメントかTwitter(@mugicha_hojicha)の方まで御連絡ください。
ブログはじめてみました
大学生になっていくらか暇にもなってきたのでやってみました。
基本的にダブルの構築をあげていく予定です、暇で暇でしょうがないかたは見てやってください。